タバコを吸うと咳が止まらない?!危険な場合とは

タバコを吸いすぎると咳が止まらなくなってしまうことがありますね。咳は細菌やホコリなど、身体に不必要なものを排出しようとする防御反応です。

ですから、有害物質を多く含むタバコの煙で、咳が出るのはむしろ正常なことでしょう。でも、以下のような場合は注意が必要かもしれません。

  • ちょっとしか吸ってないのに咳が止まらない
  • 軽いタバコに変えても咳が変わらず出る
  • ヘビースモーカーである
  • タバコを吸っていない時も咳がよく出る

これらに当てはまるのであれば、注意が必要な病気があります。

タバコを吸って咳が止まらないのは病気?!

電子タバコ_健康

病気のご説明の前に少し咳についてご説明しておきましょう。
私達の身体には有害なものが侵入してくると、体外に排出しようとする働きが備わっています。腐ったものを食べると吐いたり下したりしますが、咳もこれらと同じような防衛機能なのです。

のどや気管支に刺激があると咳が出ます。私達が呼吸をすると、空気以外のもの(異物)も一緒に入ってしまいます。異物というのは、細菌・有毒なもの・ホコリなどです。これらが刺激を与えると、細かい異物は粘液によってまとめられ、痰として口から排出されます。

また、大きめの異物や有害なものは強い刺激があるため、急いで排出しようと咳が出るのです。ですから、有害物質を多く含むタバコの煙で咳が出るのは当然の事なのです。

しかし、長い間タバコを吸い続けていくと、気管支や肺に汚れが蓄積していきます。その汚れを排出しようと咳が出続けるのです。

画像:さとう内科クリニック

画像のように、タバコを吸わない方の肺と比べると明らかに汚れています。この状態を放置したままにしておくと、誰もが思いつく怖い病気「肺がん」になりやすくなります。

肺がんの咳

肺がんの原因として、はっきりわかっているのは喫煙です。1日に吸う本数が多ければ多い程、喫煙年数が長ければ長い程、かかりやすくなります。

肺がんは初期症状が出にくいという特徴があります。ですから、発見された時には末期という事も多いようです。肺がんの初期症状は咳や痰くらいしかありません。タバコを吸っていると、日頃から咳や痰が出るため分かりにくいのです。

もう少し進行すると以下の症状が出ます。

  • 息切れ
  • 呼吸困難
  • 息苦しさ
  • 胸の痛み
  • 血痰
  • 体重の減少
症状の特徴として、空咳が見られます。風邪の時のような乾いた空咳が長く続きます。
もし、肺がんが疑われるのであれば早めに病院に行く事をお勧めします。でも、行く時間が無い、行くのが怖いという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

その場合は、肺がんの郵送検診というインターネット上で申し込みをするだけで、検査キットがご自宅に届く、便利なものがあります。これなら、ご自分の都合で検査が出来ますし、怖くないと思います。

咳が出続ける「タバコ病」

肺がんとともに喫煙によって、リスクが高まるのがタバコ病「COPD」です。別名「慢性閉塞肺疾患」と呼ばれるこの病気は、文字通り肺や気管支が閉塞される病気です。肺の中や気管支内が有害物質によって炎症を起こし、肺の空気がうまく吐き出せなくなってしまいます。そのため、酸素不足によって息切れを起こします。

もう少し詳しくご説明致します。私達が呼吸をする時、肺は空気から酸素を取り込みます。取り込まれた酸素は肺の中の肺胞から血液に送られます。体内で作られた二酸化炭素をガス交換により血液から受け取るのもこの肺胞の役割です。

COPDを患うと、この肺胞に炎症が起き壊れてしまいます。さらに気管支にも炎症が起きて内側が狭くなってしまうのです。そのため、空気が上手く吐き出せなくなってしまうのです。

COPDの肺の様子

画像:環境再生保全機構

COPDの初期症状は、咳が出る、痰が絡むといった、肺がんと同じように喫煙者には分かりにくい症状しかありません。そのため、日本では認知が広がらず、推定患者は530万人と言われているにも関わらず、治療を受けているのは1割にも満たないと言われています。

さらにこの病気には恐ろしい点があります。それは早めに治療を受けないと全身に影響が及ぶ場合がある事です。

COPDは全身の病気?

COPDの自覚症状としては以下のものがあります。

COPDの自覚症状

  • 慢性の咳
  • 動作時の息切れ
  • 慢性の痰
  • 風邪をよく引く
これらの症状を放置したまま、タバコを吸い続けると血管、神経を通じて全身の病気が出始めます。

COPDが進行すると

  • 閉塞性動脈硬化、貧血、脳血管障害
  • 認知症、うつ病
  • うっ血性心不全、虚血性心疾患
  • メタボ、糖尿病
  • 胃潰瘍、胃食道逆流症
これらはほんの一例に過ぎません。放置すると、もはや普段の生活には戻れません。症状がひどい場合は酸素ボンベを携えての生活も有り得ます。

さらに、COPDを患うと肺がんになるリスクが10倍高まるとされています。もし、あなたに自覚症状があるのなら、早めの治療が必要ではないでしょうか?

とりあえず、咳をなんとかしたい

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先述したように、咳や痰は身体の防衛機能です。ですから、むやみに止めるべきではありませんが、空咳は止めた方が良いでしょう。
なるべく水分を多めに摂るように心がけると自然と咳は減ります。

それだけでは咳が減らないという方は、咳止め薬を使うと良いでしょう。また、気管支を綺麗にするお薬も市販されています。

例えば、「清肺湯ダスモック」は、気管支の内の粘液を増やし汚れを排出する薬です。抗炎症作用もあり、炎症が改善されます。16種類の生薬を組み合わせた漢方薬ですので、比較的安全な薬ではないでしょうか。

ただし、これは根本的な解決とは言えませんよね。

誰でも簡単に出来る禁煙方法

根本的な解決はやっぱり禁煙です。禁煙しなければ、薬が効いたとしても飲み続ける事になるでしょう。
禁煙は確かにきついものです。しかし、それは今まであなたが試した方法がきつかっただけではないでしょうか?

私が実際に成功した禁煙方法ははっきり言って楽です。努力や我慢なんて必要ないのです。私が禁煙に成功した方法を記事にしています。是非、御覧下さい。

それでもタバコをやめたくないのであれば

肺が汚れる1番の原因、それはタールです。タールが肺を真っ黒にしているのです。タールはモノを燃やすと発生します。ですから、電気の熱を使う電子タバコであればタールは発生しません。そして、その他の有害物質の減少も報告されています。

電子タバコと聞くと、JTやフィリップ・モリスなどのタバコメーカーが販売しているPloomTECH(プルームテック)やiQOS(アイコス)を想像される方が多いのではないでしょうか?しかし、私がお勧めするのはこれらとは違います。

私がお勧めするのはVAPE(ベイプ)と呼ばれる電子タバコです。なぜ、プルームテックやアイコスではなくベイプなのかを以下の記事にまとめてあります。
是非、御覧下さい。

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