タールって何?!電子タバコには入ってないって本当?

タバコの箱を見るとタールとニコチンの含有量が記載されていますね。これは決められた方法で測定し、包装に表示することがたばこ事業法により義務付けられているからです。

ニコチンには依存性があり、体から抜けるとイライラする事は有名ですね。しかしタールについては、なんとなく害がある事はご存知でも、どのような物なのか、ご存知の方は少ないのではないでしょうか?

よく「ヤニ」と呼ばれるものの正体がタールです。ですから、あなたの歯や壁紙を黄色くするのはタールなのです。
このタールが一体、何なのか。そしてどんな害があるのか、詳しくご説明致します。

タバコのタールって一体なんなの?!

くわえタバコ

本来、タールは乾留液と呼ばれます。

タール(乾留液)とは

有機物質の熱分解によって得られる、粘り気のある黒から褐色の油状の液体である。大部分のタールは石炭からコークスを生産する際の副産物として産出されるが、石油、泥炭又は木材その他の植物から作り出すこともできる。

出展:ウィキペディア

要するに、有機物を燃やすと発生するという事です。単一の物質ではなく、目に見えない粒子をまとめてタールと呼ぶのです。
タバコにおけるタールの定義は、「煙から水分とニコチンを除去した後に残るもの」とされています。

タールの何が体に悪いのか?

タバコのタールには、約4000種類以上の化合物が含まれています。さらに、そのうち約200種類は有害な物質とされているのです。

そして、最も問題になっているのは発がん性物質(正常な細胞をがんにしてしまう物質)と発がん促進物質(発がん作用を活性化させる物質)が含まれている事です。

ですから、1本のタバコに含まれているタールの量は微量でも、蓄積されればがんになりやすくなります。
実際のところ、がんによる死亡率は飛躍的に上がります。

以下は、男性の非喫煙者を1.0とした場合の喫煙者との死亡率の比較です。

  • 喉頭がん   32.5倍
  • 肺がん     4.5倍
  • 肝臓がん    3.1倍
  • 口腔・咽頭がん 3.0倍
  • 食道がん    2.2倍
  • 膀胱がん    1.6倍
  • 胃がん     1.4倍
一概にタールだけで、がんになりやすくなる訳ではありません。ニコチンや一酸化炭素による複合的な要因も絡むでしょう。しかし、タールに発がん性物質が含まれている事は間違いないのです。

一酸化炭素とは

タールやニコチンとともにタバコの3大有害物質とされる。一酸化炭素が血液に増えると酸素の運搬が滞り、心臓を始め全身に影響が出る。

話題の電子タバコにはタールが含まれない?!

iQOS_アイコス

タバコメーカーもタバコが健康に悪影響を及ぼす事を危惧しています。ですから、なるべくタールなどの有害物質の発生しない電子タバコを開発しています。

世界最大メーカーであるフィリップ・モリスのiQOS(アイコス)、日本のメーカーであるJTのPloomTECH(プルームテック)。この2つが、2016年8月現在、大人気となっています。

どちらも火を使わず、電気熱でタバコ葉を温めるためタールの発生が抑えられています。特にiQOSは約2000億円かけて、開発と検証を行い、製品の安全性に自信を持っています。

フィリップ・モリスコメント

同社は、2008年から2014年にかけて「喫煙関連疾病を発症するリスクを低減する可能性のある製品」の開発と、紙巻たばこと比較した科学的実証のために、約2,000億円を投資してきた。

(中略)

火を使わず、灰も出ず、においも少ない、本物のたばこの味わいを楽しんでいただける製品『iQOS』は、紙巻たばこに代わる新しい技術的進歩の幕開けを意味します」とコメントしている。

出展:マイナビニュース

さすがは世界最大のタバコメーカーですね。もちろん、全く有害物質が出ないという訳ではありません。しかし、以下のように激減しています。

iQOSの有害成分

ヌーシャテルの研究室では、iQOSから発生するたばこベイパー(蒸気のようなもの)からWHOとFDAが定めた18種類を含む58種類の成分を測定。紙巻たばこの煙に含まれるこれらの成分の数値と比較しました。その結果、iQOSでは58種類の有害性成分が平均約90%低減されていました。

出展:iQOS

タバコに比べ、約90%低減というのは喫煙者にとって有り難い存在ですね。もちろん、iQOSならばガンにならないかというとそれは違うでしょう。しかし、タバコよりはマシなのではないでしょうか?

でも、iQOSやPloomTECKはまずい!

ところが、残念な事にiQOSやPloomTECKはまずいのです。もちろん、個人差はあるでしょう。しかし、まずいという意見が多いというのは事実です。

ツイッターには上記のようにまずいという意見が多く見られます。では、美味しい電子タバコはないのか?というと、実はあります。それは、3番目のツイートに登場するVAPE(ベイプ)です。

フレンバー

ベイプはタバコ葉を使わず、リキッドと呼ばれる液体を電気熱で温めて、蒸気を発生させる製品です。このリキッドにはニコチンが含まれたものもあります。

実際、私も使っていますが味も美味しく、タバコのような吸いごたえもあるので、非常にお勧めです。

以下の記事でベイプの事を詳しくご説明しております。ご参照下さい。

また、少しでも禁煙にご興味があれば是非とも読んで頂きたいのが以下の記事です。どうやっても禁煙出来なかった私が禁煙に成功した方法を記事にしています。

是非、御覧下さい。

 

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